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都井睦雄 墓 倉見川で、墓代わりに拾われた石が使われている。隣は、睦雄が殺した祖母いねの墓。近隣には、「没年昭和13年5月21日」と彫られた墓が並ぶ。睦雄の祖父菊次郎の5人兄弟の末弟幸太郎の孫の妻である都井菊枝が墓守をしていた。
睦雄は貝尾には葬ってもらえなかった。睦雄の自決した遺体は車で倉見まで運ばれ、父と母の墓の傍らへ静かに土葬された。墓碑や墓石はなく、近くの倉見川の河原石が遺体の上に置かれた。
祖母いねの遺体も一緒に倉見へ運ばれた。車に乗せられる前に、斧で分断された首と胴体は、針と糸で縫い合わされたという。
5月23日3~7時に西加茂村が主催して犠牲者の葬儀・埋葬。
睦雄の姉みな子の夫は、自分たちの子孫に関係がバレるとして、睦雄の墓石をつくることをかたくなに拒んだため、手近な倉見川の石ころが使われた。
県道336号(1968年建設の黒木ダムのため整備)を通って倉見には行く。
近くには「倉見温泉(渓谷荘)」があったが、すでに閉業している。
津山市加茂町倉見735-22 神社から更に山へ 閉業
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